選挙カーのボリュームはどれぐらい?ウグイス嬢の報酬やセリフは?

こんにちは。 Takaです。

 

毎回、選挙が始まると選挙カーでの名前を連呼した選挙カーが

所かまわず走ってますよね。

 

そんな選挙カーに対して、うるさくて迷惑と思っている方も

少なくないようです。

 

子供のお昼寝や勉強、最近ではコロナの影響で在宅ワークが増え

仕事などの妨げになっているようです。

 

そこで今回、

選挙カーのボリュームはどれぐらい?ウグイス嬢の報酬やセリフは?

が気になったので調べて見ました。

 

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選挙カーのボリュームはどれぐらい?

 

出典 https://www.sankei.com/

 

 

そもそ何故、立候補者はあそこまで名前を連呼するのでしょう。

 

2017年に、とある大学教授が選挙カーでどのように

投票に影響するか調べたそうです。

 

選挙カーによる連呼を聞いても、候補者の好感度は変わりません。

 

ただ、集票には一定の効果がありますと。

 

選挙カーが自宅のそばまで来た人が、

この候補者に投票した割合は平均の約2倍になったそうです。

 

1キロ以上離れた場所の人の場合は、約6分の1にとどまりました。

 

名前を連呼している選挙カーが通った場所に自宅が近い人ほど、

この候補者に投票した人が多かったことが分かりました。

 

候補者が有権者に近づけば好感度が上がり、

その結果投票に向かわせるとは言えないようです。

 

好感度は上がらないのに、投票にはつながるそうです。

 

なんか、不思議ですね。

 

投票に繋がれば、どんな形であれ立候補者はやるでしょうね。

 

しかしながら、うるさいと感じている人にとってはたまりませんね。

 

そこで、ボリュームはどうなんでしょう。

 

選挙運動期間中の選挙カーの音量の規制はないのでしょうか。

 

音量の規制はないようです。

 

公職選挙法により、選挙運動期間においては、

候補者による拡声器(スピーカー)を使用した選挙カー(選挙運動用自動車)

上からの呼びかけ(連呼行為)や街頭での演説(街頭演説)

を行うことが認められています。

 

これらの連呼行為及び街頭演説については、

時間は午前8時から午後8時までに限られていますが、

音量は「学校及び病院、診療所その他の療養施設の周辺においては、

静穏を保持するように努めなければならない。」という規定(規制)

に留まっており、具体的な音量の規制はありません。

となっております。

 

さらに走行中は、一定の制限の元で連呼行為しかできない。

 

停車時なら、演説活動が可能となるが、逆に連呼行為は禁止される。

 

ボリュームは、候補者の判断に委ねられているようです。

 

また意外だったのは、運転者以外のシートベルトの着用義務が免除されているようです。

 

道路交通法の第26条の3の2に明記されているようです。

 

政治家になる方が、なんか可笑しな話ですね。

 

矛盾しているような気がします。

 

音量に制限はないようですが、選挙カーでの音量はどれぐらいなんでしょう。

 

選挙カーで使われる、拡声器の最大音量は120 デシベルのようです。

 

騒音の大きさの目安ですが、

 

会話が成り立つ目安 聴覚的な目安 騒音の大きさ 騒音の具体例 人の声での例
不可能  聴力機能に障害 120 デシベル 飛行機のエンジンの近く 近くの落雷
不可能 聴力機能に障害 110 デシベル 自動車のクラクション(直近)
ほとんど不可能 きわめてうるさい 100 デシベル 電車が通る時のガード下 地下鉄の構内 声楽のプロが歌う声
ほとんど不可能 きわめてうるさい 90 デシベル カラオケ音(店内中央) 犬の鳴き声(直近) 怒鳴り声
大声で 0.3m以内で可能 うるさい 80 デシベル 走行中の電車内
救急車のサイレン(直近)
パチンコ店内
かなり大きな声
大声で 1m以内で可能 うるさい 70 デシベル 高速走行中の自動車内
騒々しい事務所の中
セミの鳴き声(直近)
大きな声
大声で 3m以内で可能 普通 60 デシベル 走行中の自動車内
普通の会話
デパート店内
普通の声
普通の声で 3m以内で可能 普通 50 デシベル 家庭用エアコンの室外機(直近) 静かな事務所の中 小さな声
普通の声で 10m以内で可能 静か 40 デシベル 閑静な住宅地の昼 図書館内 ささやき声
5m先のささやき声が聞こえる 静か 30 デシベル 深夜の郊外 鉛筆での執筆音 小さなささやき声

 

 

しかし、現在SNSなどの普及が凄まじいですから

今後、新しい選挙活動にならないですかね。

 

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選挙カーウグイス嬢の報酬やセリフは?

 

 

選挙カーから声掛けをする女性は「ウグイス嬢」と呼ばれますね。

 

ウグイスのように美声だからという意味で作られた言葉のようです。

 

ちなみに男性は、「カラスボーイ」と呼ばれているようです。

 

あまり男性の声は、聞きませんよね。

 

さらにウグイス嬢のほとんどは、候補者や支援者の知り合いのようです。

 

そこでウグイス嬢の報酬ですが、

ウグイス嬢や手話通訳者には1万5千円以内の日当が認められているようです。

 

自動車の運転など有権者に直接働きかけを行わない事務員は1万円以内。

 

ウグイス嬢の方が普通の事務員より限度額は高いみたいです。

 

また、ウグイス嬢に法定の限度額を超える現金を支払った場合は逮捕されます。

 

河井夫妻が逮捕されたのも、この選挙違反がありましたよね。

 

ウグイス嬢のセリフはどうなんでしょう。

 

うぐいす嬢に遊説文の基本例のノウハウがあるようです。

 

その一般的な例文が、

「皆様、お邪魔致します!(◯◯)候補の◯◯◯◯(候補者名)でございます!

平素の御礼とご挨拶に上がりました!

◯◯◯◯、住んで良かった町づくりを全力で進めて参ります!

皆様の清き御一票は◯◯◯◯、◯◯◯◯にどうぞ宜しくお願い致します!」

 

他にも、

移動エリアが広く、行程上やむを得ず飛ばしている際

(時速:約60キロ~約40キロ)

 

大きな道路をハザードを出して移動しながら、遊説も続けている場合

(時速:約20キロ~約30キロ)

 

周囲の邪魔にならずゆっくり走れる場合

(時速:約10キロ)

 

現職の場合。

 

新人候補の場合。

 

選挙カーが事務所へ帰った際のコメント。

 

食事を済ませ、午後の活動へ出発する際のコメント。

などがあります。

 

街頭演説でも聞かない限り、政策内容は分からないようですね。

 

 

〈まとめ〉

 

選挙カーのボリュームはどれぐらい?

  • 音量の規制はない。
  • 学校及び病院、診療所その他の療養施設の周辺においては、             静穏を保持するように努めなければならない。

 

選挙カーウグイス嬢の報酬やセリフは?

  • うぐいす嬢に遊説文の基本例のノウハウがある。
  • ウグイス嬢や手話通訳者には1万5千円以内の日当が認められている。

 

今回、選挙カーのボリュームはどれぐらい?ウグイス嬢の報酬やセリフは?

について気になりまとめてみました。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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